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2021年1月1日  年頭所感Update:January 1st, 2021

新年明けましておめでとうございます。

東京ネクタイ協同組合の組合員を代表致しまして、謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素は当組合への深いご理解、力強いご支援、並びに惜しみ無いご協力を頂戴し、誠に有難うございます。

さて昨年の組合活動を振り返ってみますと、コロナ禍の影響でベストネクタイスト賞の授与は、残念ながら映像配信によるものとなり、対コロナポスターの制作、文化学園大学との学生ネクタイコンテスト開催等、新型コロナウィルス感染対策の出来る範囲での活動しか行う事が出来ませんでした。 そして年が明けて今年2021年の干支は「辛丑(かのとうし)」です。同じ「丑年」でもこの「辛丑(かのとうし)」というのは、「辛」で思い悩みながらいっとき衰退しつつも、「丑」で殻を突き破ろうとする新しい命の息吹、そしてその希望が生まれ、このいっときのマイナスが大きければ大きい程、その後訪れるプラスも大きくなるという意味があるようです。そしてその大きな希望を手に入れる鍵は、堅実で強い精神力を如何に持つかにあるとのことです。 これまで人類はその歴史の中で世界的規模のパンデミックを何度も経験してきました。14世紀に猛威を振るったペスト、1918年から1919年のスペイン風邪と、満足に戦う手段がなかった時代でもこれらパンデミックを見事に克服し、その打ち勝った力を梃子にして「新しい時代」を切り開いてきました。
東京ネクタイ協同組合も現状の大きなマイナス環境に負けることなく、新しいネクタイの価値観を創造してこのコロナ禍に負けないように組合員一同、力を合わせて活動して参りたいと思います。
本年はどうか例年にも増してのお引き立てを、何卒宜しくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息と皆様のご健康、そして市場の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。
想いを一つに、困難を乗り切りましょう!


東京ネクタイ協同組合
理事長 和田匡生